開発商品:イセエビ漁礁(イセエビのマンション)
昼の多くのイセエビは、岩場の狭い場所に生息して天敵から身を守っています。
夜になるとイセエビは、岩場から這い出て来て餌を求めて食べます。この時に縦網に絡まれて動けなくなっています。
通常のイセエビ漁は、縦網を岩場に何百mも張ります。網の引き上げで網が岩場に引っかかり破れます。漁師さんの仕事は、イセエビ漁獲と網の修理が殆どの様に見えました。
イセエビ漁礁は、なぜ透水コンクリートを使用するか?1回目のテストで生コンクリートでイセエビ漁礁を作り、1か月後に沈設してテストに入りました。しかし、沈設して1か月後に調査しました。漁礁は波に破壊され跡形もない状態でガッカリさせられました。
強度の強い透水コンクリートで漁礁を作りました.底部から1段ずつ作り上げてゆきます。イセエビの生息場所になる空間は、6#再生のみで作り、1個の漁礁が出来上がった後に取り除きます。
出来上がったイセエビ漁礁です。沈設の為に漁港に運びます。
イセエビ漁礁を一度沈めて引き上げると、大型のシャワーの様に水が流れ落ちます。透水コンクリートに特徴です。
イセエビ漁礁を5個位並べて沈設すれば、縦網は50m程で漁獲できます。
高価な油を燃やして遠くの漁場で作業するよりも、港近くで漁獲すればいいのです。一度漁獲しても数日経つと、同じ数のイセエビが漁礁に入っています。イセエビは天敵から身を守る場所を常に探しているのです。
上の写真は調査中です。
上の写真は漁礁に着生した海藻です。
イセエビが見えますか?
上の写真は、イセエビ漁礁に内部です、6匹見えますが分かりますか?